フィリピンの子供たちの中で、今流行の遊びを徹底調査しました!!日本との比較で見えてきたものは・・・
見出し
TAKYAN(タッキャン)
TAKYANは、ソフトドリンクのキャップに穴をあけ、ビニールテープを付けた簡単な作りです。 子供たちは、ポケットからタッキャンを取り出し、リフティングのように蹴ったり、グループでパスし合うな遊びです。 室内や屋外、雨や晴れに関係なく、1人でもみんなでも、どこでもいつでも遊べるタッキャン。 日本で言えば、蹴鞠でしょうか!?
LUKSONG-TINIK(ルクソンティニック)
これは2人が両手、片足を伸ばし、その上を1人が飛びえて、2人の両手の位置を徐々に高くしていき、どれだけ高く飛べるかを競うゲームです。現在流行しているのが、ここから発展した「チャイニーズガーター」です。これは日本でいう「ゴム飛び」そのものです。
PALO PALAYOK(パロ パラヨッ)
BATO lATA
この遊びは日本の缶蹴りにとても似ています。
ただ違うの点が一つあり、それは缶を蹴るのではなく、自分のサンダルを缶に投げて缶を倒す点です。片方のサンダルしか投げることができす、一度投げたサンダルは自分で取りに行きます。そしてその間にオニに捕まってしまうと負けです。いかに投げやすく、コントロールしやすいサンダルを履いているかが、勝負のカギです!!
BAHAY KUBO(バッハイクボ)
「Bahay Kubo」とはフィリピンの伝統的な家のことで、このタイトルの歌に合わせた手遊びをバッハイクボと呼びます。このゲームは手遊びゲームで、2チームに分かれて、この曲に合わせて決まった順番で手を叩いていきます。日本で言えば「おちゃらかホイ」や「アルプス一万尺」ですが、フィリピン流は最低4人以上必要です。
フィリピン独特の遊び~「PAK GANERN」「SACK RACE」
「PAK GANERN」は全員が「Pak」で手を叩き「Ganern」で好きなポーズを何か一つします。そしてだんだんと数を増やしていき、想定された「Ganern」の数より多くポーズをとってしまった人が負けです。子供たちが思いっきり気取って、モデルポーズを決める姿は、とても微笑ましいものです。
「SACK」とはお米が入っている袋です。サックゲームは、このサックの中に両足を入れてジャンプをしながら前に進み、速さを競うゲームです。DAREDEMO HEROでもゲストの方にご訪問頂いた際、何度かこのサックゲームをみんなで行いましたが、子供たちもゲストの方も大盛り上がりでした。
このようにフィリピンの子供たちは、身近な素材を活かして、毎日楽しく遊んでいます。公園に集まり、無言でゲーム機をいじる日本の子供たちには見られない「子供らしい笑顔」がたくさん見られます。そんな子供たちを見ていると、こちらも自然と笑顔になります。フィリピンの子供たちから、いつも笑顔と元気をもらっています!