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フィリピン人と高知県民の共通点とは!?

フィリピン人と高知県民の共通点とは!?
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私、KANは高知県出身です。フィリピン人と高知県民は意外にも共通点がたくさんあります。

高知県で18年間生まれ育った私はフィリピン人と話し、フィリピンのことを知るにつれて、あれ?この状況どこかでみたことあるぞ?ということが多々あります。日本の中でも風土が東南アジアっぽいとよく言われる高知県ですから、両者の共通点は多そうです。それを今回は様々な視点から見ていこうと思います。

マーケットと日曜市

セブには市場がたくさんあります。中でも有名なのはカルボンマーケットです。ここに行けば、食料品はもちろんのこと雑貨やスマートフォンまで手に入ります。
高知にも、日曜市と呼ばれる毎週日曜日に行われる街路市があります。ちなみに火曜市、木曜市もありますが、最も大規模かつ有名なのは日曜市です。

 

写真を比較すると、見れば見るほどそっくりです。ちなみに、左がカルボンマーケットで、右が日曜市の様子です。カラフルなパラソルに多くの人、そしていろいろなものをごちゃまぜにして売っているというのは、なかなかない光景なのかもしれません。

世話好きな人々

フィリピンで、路地を歩いていると「どこいくの?」などと笑顔で話しかけられます。また、モールで欲しいものが見つからず、探しているとどこからともなくたくさんの店員さんが寄ってきて、親切丁寧に案内してくれます。基本的にフィリピン人は世話好きなのだと思っています。話しをするときは笑顔であることが多く、「ありがとう」などと言うと、更にどこからその笑顔が出てきたのかと思うほどの笑顔になります。そうしてみんなハッピーになれるように思います。

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高知県民も基本的におせっかいです。バスなどで赤ちゃんが泣いているとなると、周りの人々が一生懸命あやします。畑でとれたからなどと大量の野菜を貰い物としてもらいます。そして、もらったほうも大量のおかえしをします。そういうふうにして、みんなで助け合って生きてきた県なのだと思います。

貧困率が高い

フィリピンでは大きな貧困格差があります。当団体のHEROSHOUSE1は高級住宅街の一角に、HEROS HOUSE2はカジノがあるような巨大高級ホテルであるウォーターフロントホテルの目の前に位置しています。数千数億ペソが一晩で動く場所から徒歩5分ほどのところには、1日100ペソ以下で生活している人がたくさんいるという明らかな格差がこの国には存在します。

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高知県は相対的貧困率が非常に高いです。相対的貧困率とは、世帯収入の平均額の半分以下の人がどの程度いるかを示したものです。この指標が高いということは、格差が大きいということです。
どちらも基本的にその日を明るく、楽しく暮らすことができればいいという考えですから、貯金等もしません。これらのことが、貧困率を高めている原因だと私は思います。どちらもこの格差をどうやって縮めていくべきかということを考えていきたいです。

良いところも改善すべきことも

フィリピン人と高知県民の共通点はまだまだあると思います。それぞれの良いところは、いいところとして大事にしていくべきです。しかし、大きな格差などの問題は今後解決していかなければなりません。10年後、20年後にどのように高知とフィリピンが変化しているかが楽しみです。

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