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フィリピンで盗難にあったらどうする?(後編)

フィリピンで盗難にあったらどうする?(後編)
公開日: 更新日:

フィリピンで盗難にあった場合には、どうするべきかお伝えする後編です。City Hallに向かった後にはどこに行けばいいのでしょうか?

City Hallまでの経過については、こちらをご覧ください。

次は行政書士事務所にいこう!

City Hallに行った後は、行政書士事務所(Law Office)に行って、きちんとした文書で盗難されたものを証明してもらいましょう。City Hallの前に行ってもいいのですが、ポリスレポートの領収書を持っていた方が、手続きがスムーズかと思います。

行政書士事務所はどこでもいいのですが、City Hallのすぐそばに2軒の行政書士事務所があります。時間帯によっては、City Hallの前で行政書士事務所の人が客引きをしている場合もありますが、直接行っても簡単に文書を作ってもらうことができます。

左下の黒い丸付近に2軒並んで立っています。右上がマゼランクロス、中央下がCity Hallです。

本人確認のために、パスポートなどの身分証明書が必要ですので、ご注意ください。また、はじめに作成料を聞いておくことをおすすめします。私は300ペソ(約700円)で2通手に入れましたが、120ペソ(約300円)で作成してもらえたという情報もあります。手続きが終了した後に値段交渉をすると、言い値になってしまうことが多いので、最初に値段交渉は行いましょう。

このような行政書士事務所が2軒並んでいます。私は左の写真の事務所で作成しました。

パスポートなどを提示すれば、そこに書いてある名前で証明書を作成してくれます。簡単に何を、いつ、どこで盗難にあったかについて質問されますので、英語に不安がある場合は最低限その3点について、英語での回答を準備しておくことをおすすめします。発行自体は30分もかからずに終了します。

いざ、警察署へ!

ようやく、警察署に向かうことができます。セブにはいくつかの警察署がありますが、分かりやすいのはSMシティーモールの前にあるマボロポリスステーションです。タクシーなどでマボロポリスステーションといえば、ほぼ間違いなく通じます。

ここでCity Hallで手に入れた領収書と、行政書士事務所で作ってもらった盗難証明書、そしてパスポートを提示して、被害届を作成します。氏名・年齢・生年月日・現住所・国籍などの情報と、より詳しくいつ・どこで・なにを・どのようにして盗難にあったのかを英語で書く必要があります。不足している部分に関しては、警察官の方から英語で質問されることもあります。

内部はこのようになっています。右手が留置所になっているため、この写真も恐々撮りました。

気を付けていただきたいのは、警察署でポリスレポートを発行してもらえるのは、平日午後4時までだということです。私は午後3時45分ごろに警察署に到着し、ポリスレポートに必要な情報を書類に書いたところで、現場検証に行きますといわれ、15分待たされた後に「やはり、現場検証は不要でした。もう4時を過ぎているので、また来てください。」と言われました。すぐポリスレポート作成に移ってくれれば、もう一度来る必要なかったのに・・・と悔やんでも、悔やみきれません。時間に余裕をもって、警察署に行くことをお勧めします。

長いポリスレポートまでの道のり

これで、ようやくポリスレポートが完成となります。あとは、日本の保険会社に保険金の請求を行えば、お金が戻ってきます。もう一度、手続きの流れをまとめておきます。

  • City Hallに行き、ポリスレポート作成費として45ペソを支払う。
  • 行政書士事務所に行き、盗難証明書を作ってもらう。
  • 警察署に行き、上の2つを提示し、ポリスレポートを作ってもらう。
  • 日本の保険会社に保険金請求を行う。

(City Hall, 警察署のそれぞれをクリックいただきますと、それぞれの場所を示したマップを見ることができます。)

この一連の手続きを経て、もう二度と盗難被害にあいたくない!という気持ちを新たにしました。今後は、財布もスマホもバックに入れ、そのチャックが見える形でジプニーに乗るようにします!セブにお越しになる際には、防犯対策をしっかり行い、もし被害にあってしまった場合には、このような手続きをしっかりと行いましょう!

セブでの防犯対策に関してはこちらをご覧ください。

(以上は2017年9月30日現在の情報です。情報は変更となる可能性があります。)

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