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DAREDEMO ラーニングセンター

DAREDEMO ラーニングセンター
公開日: 更新日:

フィリピンでは、2020年3月から対面授業が禁止されたまま、現在も学校が再開されていません。そんな中、子どもたちは「学ぶ意欲」を失いかけています!

フィリピンの教育の現状

フィリピンでは、2020年3月に新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、学校が休校されてから、現在もなお、学校が再開さえれていません。既に、1年以上子どもたちが学校に通うことができていないのです。
そんな中でも、私立の学校に通う富裕層は、しっかりとしたオンライン授業を受けることができています。しかし、公立の学校ではオンライン授業はほぼ行われておらず、モジュラー授業というプリント配布のみの授業を続けています。

配布用のプリントを準備する学校の先生

このモジュラー授業には様々な問題があります。

  • 15歳未満の外出が禁止されている現在、保護者が学校にプリントを取りに行く必要がありますが、教育に理解の低い保護者は、子どものプリントを取りに行くことをしません。
  • 仮にプリントが手元にあっても、それらを教えてくれる大人が貧困地区にはいません。
  • 子どもたちが一生懸命プリントを終わらせて学校に提出しても、それに対するフィードバックがなく、正しいのか間違っているのかすら知る由がありません。
  • 先生によっては、大量の課題を一度に配布するため、子どもたちがそれらをこなすことができません。

貧困地区の現状

このような状況の中、子どもたちは日に日に「学びに対する意欲」を失っています。特に貧困地区には、パンデミック以前から学校に通っていない子どもたちもいます。彼らの中には毎日自由に遊んで暮らしている子どもたちがいます。そのような子どもたちと一緒に過ごしていれば、難しいプリントに向き合って、勉強に励もうとする意欲が失われてしまうことも理解できます。

勉強を教えてあげられる大人はいません

さらに、多くの子どもたちが学校に行かなくなり、生活も乱れ始めています。夜更かしをして、朝起きれない子どもたちがたくさんいます。さらに、集中力も低下しており、このままの状況で学校が再開されても、以前と同じような授業を行うことは難しいかもしれません。

広がる教育格差

そんな中でも、富裕層の子どもたちは、しっかりとオンラインで授業を受け、分からないことがあれば、両親や兄弟に聞くことができます。この1年間で、子どもたちの教育格差が、大きく開いています。

富裕層はオンライン授業を受けることができます

今、子どもたちに必要な支援

今、子どもたちには学びの場が必要です!

テーブルも椅子もない家に住む子どもたちには、椅子に座って学べる環境が必要です。
分からないことを聞く大人が周囲にいない子どもたちには、いつでも質問ができる先生が必要です。

DAREDEMO HEROではそれらを子どもたちに提供し、もう一度「学ぶ喜び」を子どもたちに感じてほしいと思っています!

DAREDEMO ラーニングセンター設立!

これまで、DAREDEMO HEROで継続支援を行ってきた、ゴミ山のあるイナヤワン地区とカレタ墓地に、DAREDEMO ラーニングセンター設立することが決定しました!

限られた予算の中で、子どもたちに学ぶ機会を提供するために、センターは現地のチャペルや空いているスペースを活用します。さらに、コロナ禍で職を失った現地の有資格教員を採用します。これらは、現地のバランガイキャプテンの協力を得ながら準備を進めています。

イナヤワンラーニングセンター

現在、イナヤワンラーニングセンターとなるチャペルを修復中です。このチャペルは、2年前の火災で焼失してしまい、現地の人々がどうにか修復をしたいと願っていた場所です。
この場所をただ修復するだけでなく、地元の人々に愛される「特別な場所」にしていきたいと思っています。そのために、修復したチャペルの内壁には、ゴミ山で拾い集めたペットボトルキャップをリサイクル利用し、子どもたちの「理想のふるさと」を描く予定です。
現在、着々と準備が進んでおり、子どもたちは喜んでペットボトルキャップを集めてくれています。

カレタラーニングセンター

この地区で人々は、墓地を「家」として使っています。現在、ラーニングセンターとして活用する墓地を借りるために、交渉を行っています。郷に入れば郷に従えです。子どもたちにとって一番いい方法を見つけることが大切です。

生きるために必要なもの

子どもたちとって、学びの機会はとても大切です。しかし現在コロナ禍で、悲しいことに、勉強以前に「食べること」ができていない子どもたちがたくさんいます。
学びの機会と同時に、子どもたちには「バランスの取れた食事」が必要です。私たちのその思いを理解し、助成金の給付を決定してくださった法人様があります。

公益社団法人 大坂コミュニティー財団

事業名:世界最長ロックダウン実施国のフィリピン、コロナ禍の苦境を共に生き抜く!

この事業では、限られた食材や調理法で、少しでも子どもたちにとって栄養バランスの取れた食事を提供できるように、広島修道大学健康科学部 健康栄養学科と協働で、セミナーを開催し、子どもたちの健康増進を図ります。

今井記念海外協力基金

事業名:貧困層からのリーダー育成事業 ~Leave no one behind~

この事業では、ラーニングセンターに勉強をしに来た子どもたちに栄養のある食事を提供し、子どもたちの健全な成長を促します。さらに、ラーニングセンターでの学習支援には、DAREDEMO KIDSも積極的に参加し、未来のリーダーとなるための人材育成を図ります。

公益財団法人ウェスレー財団

事業名:貧困層から未来のリーダーを育成するプロジェクト

この事業では、組織強化を行うことにより、事業全体を円滑化させ「貧困層から未来のリーダーを育成する」というDAREDEMO HEROのゴールを達成させます。

DAREDEMO HEROが願うこと

私たちが願うことは、
学びたいという意欲のある子どもたちに、学びの機会が与えられる世の中を作ること
です。

これが実現すれば、この国は自分たちで貧困問題を解決できるはずです。貧困でも、意欲のある子どもたちに教育の機会を与え、彼らの「声」を大きくしていくことが重要です。

そのために、DAREDEMO HEROは活動しています。

これらの活動にご支援、ご協力いただいております皆様に、改めて心より感謝申し上げます。ただ、私たちの力だけで出来ることは限られています!引き続き、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

1,000円から、クレジットカードでご寄付頂けます。

DAREDEMO HE ROの活動をご支援ください!

月1000円でラーニングセンターに通う子ども一人の1か月分の軽食を提供や、30人の子どもたちに炊出しができます。